【ソードワールド2.0「友情プレリュード」GM:ひろ】

マヤ、トビー、ロップ、エステルの四人は、駆け出しの冒険者。いくつかの依頼をこなしたとは言え、まだまだ冒険者としての階段を登り始めたばかり。今日も今日とて、ラクシア大陸探訪の旅を続けている。 そんな一行が旅の途中に立ち寄ったのは、のどかな農村【ミリン村】。ここには、ウサギに良く似た人種である【タビット】が多く暮らしている。仲間の一人ロップも、この村の出身だとか。

GM/……ということで、今回の舞台はロップさんの故郷、【ミリン村】です。あたりはお昼時で、酒場もにぎわい始めている。タビットが多い村なので……気付けば足元がわさわさしてますね。(笑)
エステル/凄くほわほわしてるっ!(笑)
トビー/う、ウサギがいっぱいだ……。
GM/では、その中に紛れてた女の子のタビットが、「何よアナタ……ウサギじゃないわよ、失礼ねっ」と言ってキッと睨んできます。
トビー/あ……ごめん。正確には、ウサギっぽいけど、ちゃんと人間なんだよな。
GM/ぷんぷん。……と、女の子はちらりとあなたたちを見て言います。「……あなたたち、冒険者の人? ……見たところ、腕は申し分無さそうだけど」
ロップ/……まぁ、落とし穴に落ちたりと、若干問題はあるけれども(笑)
エステル/そ、そんなことない、そんなことないですっ!
マヤ/でも、あの時罠を触って発動させちゃったのはロップ君だったじゃない!(笑)
エステル/ちょ……それは言っちゃダメ!(笑)
GM/「なに、失敗したの?」
ロップ/そ、そんなのあるわけないじゃないか!
トビー/と、とにかく!(笑) それなりに、腕は立つ方だと思うよ。 ロップも、とても頼りになる魔術師だし。
GM/「ふーん……なら、信じるわっ。凄く楽しそうなパーティーだしね。その腕を見込んでお願い――というか、頼みたいことがあるの」
エステル/……お仕事のご依頼ですか?
GM/「ええ。正確には私じゃないんだけど……私の友達が、隣町のディンブラまで、おつかいをしてくれる人を募集してるの」
マヤ/隣町まで? 何か危ないご用事なの?
GM/「えぇ。……ディンブラへ向かう道の途中に森があるんだけど、最近そこに【蛮族】が住みついちゃったらしくて……通れないほどじゃないんだけど、ちょっと危ないの」
エステル/あららら……。どんな蛮族とか、わかりますか?
GM/「うーん、噂を聞いただけだから、どんな蛮族かはよくわからないわ。ごめんなさい」
トビー/蛮族を蹴散らして、ちょっと用事を済ませてくれってことなのか? ……その程度なら、お安い御用だよな。敵にもよるけど。
ロップ/そうだね。同郷のよしみだし、依頼を受けてもいいかなあとは思うけど……報酬はいくらになるのかな?
GM/「おつかいの報酬も含めて、一人あたり400ガメルでいかが? もちろん、前金として先に半額お渡しするわ」
マヤ/破格だ……!
トビー/ディンブラでのおつかいってのは?
GM/「そうなの。その子が今、ちょっと変な病気にかかっちゃって。ディンブラの薬屋さんによく効く薬を取りに行きたいんだけど、自分じゃ無理だし、森を通るのも危ないから……誰か代わりに取ってきて欲しいんですって」


少女に導かれて、依頼主の家に向かう一行。たどり着いたのは、村の少しはずれにある小さな一軒家だった。
そこで一行が目にしたものとは……?


続きは2009年度部誌にて!


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